2009年10月17日

フォールホルストギターコンサート

エンノ・フォールホルスト (Enno Voorhorst)のギターコンサートに行ってきました。
知人から教えてもらうまでこの演奏家のことは知りませんでしたが、YouTubeの映像をみたら聴きに行かないわけにはいかなくなりました。

場所は小田原の教会で、ギターには最適な広さでした。聴衆は70名くらいだったでしょうか。

プログラムは第一部がバッハ、バッハの息子たち、テレマン、ヘンデルといった、バロック時代のチェンバロ曲などからの編曲もの。第二部はトゥリーナ、バリオスなど、ギターオリジナルが中心。

第一印象は「柔らかい音」。楽器がラミレスということもあるでしょうし、会場の特性もあったかもしれません。音色の変化はそれほど極端ではなくて、「柔らかい」「さらに柔らかい」「最も柔らかい」の範囲。

雑音は皆無といっていいくらいにありません。左手の弦をこする音も、右手の爪が弦に当たる音もまるでしませんでした。D.ラッセルに師事したとのことですが、音へのこだわりも師匠ゆずりという印象でした。

音楽は、フレーズの切れ目をはっきりと示し、テンポはあまり揺らさず、端正なスタイルでした。ハーグ王立音楽院で先生をしているそうで、妙に納得してしまいました。

ただ、ちょっとミスが多かった。テクニック的な問題ではなくて、どこを弾いているか分からなくなったような状況が散見されました。集中力の問題でしょうか。なので、その点さえなければ、冒頭に挙げたYouTubeの映像も誇大広告ではありません。

ついでに。
ギター支持具がユニークでした。YouTubeにも写っていますがちょっと分かりにくいですね。いわゆる「ギターレスト」に属すると思いますが、楽器の背面に取り付け、裏板を大きく挟むようになっています。表面板の振動を妨げない工夫で、自作したとのことでした。ギターを構えたときに胸に当たって痛そうなんですが。

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別件ですが、アマコントリオコンサートの常設ページを作りました。プログラムなどを近日中に載せる予定です。
http://prelude.sakura.ne.jp/amacon3/
posted by あ次郎 at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽・ギター
この記事へのコメント
ユーチューブ見ました。素晴らしい演奏ですね。
久しぶりに演奏に見入ってしまいました。
Posted by 赤パンダ at 2009年10月18日 01:17
ホント、世の中、上手い人っているもんですねえ。
Posted by あ次郎 at 2009年10月18日 21:23
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