2018年08月26日

水原で

先週末、親戚に不幸があって故郷の新潟に行ってきました。
今は阿賀野市というところですが、市町村合併される前、私が住んでいた当時は「水原町(すいばらまち)」といいました。

時間があったので、少し散歩してきました。

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名刹無為信寺。子供の頃は巨大な伽藍のあるお寺と思っていましたが、記憶ほど大きくはありませんでした。

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無為信寺の前にはかつての豪農の米倉が残っています。かつては古ぼけて気持ち悪いと思っていましたが、こうしてみるとなまこ壁が綺麗ですね。

そして、私の原風景である水田。
小学生の頃までは実家のすぐ裏にも田んぼが広がっていましたが、いまはずいぶん家が建ち並びました。

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中央に見えるのは五頭山(ごずさん)。その名のとおり五つの頂があります。初めて登ったのが小学校の遠足で、最後が高校1年の時、たしか富士登山の前の足慣らしでした。

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たくさんの穂がついていますね。今年は平年並み以上の収穫予想が出ているようです。

posted by あ次郎 at 14:49| Comment(0) | 日記

2018年08月12日

リニア試乗

Twitterやfacebookでは既報ですが、先日、山梨県にあるリニア実験線で未来の超高速列車に試乗してきました。鉄道オタクの娘が何度か応募した末に当選したので、お供させていただいた次第です。

都留市にある「山梨県立リニア見学センター」の近くにJR東海の「駅」があります。駅前には記念撮影用のパネルがあって、係のお姉さんが写真を撮ってくれます(が、私は遠慮しました)。
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駅舎に入る際に手荷物検査があります。カバンの中を点検され、ペットボトルの飲料は一口飲むように指示され、金属製品をポケットから出して、検査ゲートをくぐり抜けました。

発券機に予約コードを打ち込むとチケットが出てきます。名前入りでした。ちなみに1区画2座席の料金は4320円。事前の払込みが必要です(後日、娘から請求されました)。
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乗車前に講堂のようなところで乗車時の注意や説明を受けます。150人ほどの乗客は、夏休みだったこともあって子供連れの家族も多かったですが、若いカップルや、熟年夫婦と思しき人たちもかなり目立ちました。

さて乗車です。列車は5両編成で、そのうち先頭と最後尾を除く3両が客車です。なんか飛行機に搭乗するときみたいです。
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車内は、色使いや雰囲気が東海道新幹線によく似ていますが、両側2席と幅が狭く、また天井が低く感じられました。前後の座席間隔もちょっと狭く、窓は飛行機並みに小さかったです。
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実験線の長さはフルマラソンの距離と同じくらい。駅は実験線の中ほどからやや東京寄りにあって、最初に東京方面の端まで行きます(最高速度は新幹線と同じ320km/h)。その後、名古屋方面に走行して(最高500km/h)、反転して再び東京方面に進み(最高500km/h)、最後に出発点に戻ってくる(ゆっくり)、だいたい一往復するコースです。
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列車はあっさり、静かに動き出しました。方向転換もあっという間。止まったと思ったら、次の瞬間には反対向きに動き出しています。

150km/hを超えたあたりで浮上走行となりました。車輪走行時も特に走行音は気になりませんでしたが、浮上した瞬間がはっきり分かるほどに走行音が小さくなりました。逆に減速して車輪走行に移るときは、一気に振動と騒音が増す感じです。大げさにいえば、飛行機が着陸する瞬間に似ています。
動画:車輪走行→浮上走行

加速感は、と言うと、それほど感じませんでした。飛行機が離陸するくらいに座席に押し付けられるのだろうかと想像していましたが、そんなことはありませんでした。座席は名古屋方面を向いていましたが(ずっと同じ方向。座席が回転するかどうかは確認できませんでした。)、東京方面に進むときも加速度で前に転がり落ちることはありませんでした。シートベルトがないけど大丈夫だろうか、という心配も無用でした。

ただ、軽い加速感がいつまでも続く。300km/hを超えても、400km/hを超えても手を緩めず、『オイオイこのまま一気にいっちゃうの?』という、グングン加速するさまが感動的でした。
動画:時速500kmに到達
ほぼ全線のビデオはこちら(8分43秒/約400MB)。

振動は、ないわけではありません。東海道新幹線が直線部分を走っているときと同じくらいですかねえ。興味深かったのは、300km/hでも500km/hでも揺れの程度が同じくらいだったことです。線路のつなぎ目ならぬ「磁石のつなぎ目」に由来する振動ではなくて、空気抵抗によるものによるのかなあ、などと思いながら乗っておりました。そういえば走行路の90%くらいはトンネルですから、空気をどう逃がすかは大きな課題だったでしょうね。

ついでにいえば、たまにトンネルから抜け出してもすぐに次のトンネルに入るので、景色を楽しむ余裕はありませんでした。傍から見るとこれくらい速いんです。
動画:傍で見ていると
5両編成、全長130mの列車がちょうど1秒で通過。

乗ったのはL0(エル・ゼロ)系といって、営業仕様の第一世代の車両とのことです。そのとおり、全般的な乗車感としては、このまま営業できるレベルだと思いました。

今は秋の試乗会の受付中です。先着順ではなくて抽選なので今から応募してOKです。皆さんも是非ご試乗を。
posted by あ次郎 at 13:02| Comment(0) | 日記

2018年07月15日

Amazonは価格設定が巧みで、売れ筋はすぐに値上がりして、そうでないものの価格は下がります。

ギター弦をチェックしたら、サバレスCantigaは、1弦2弦がニュークリスタル(ナイロン)で3弦がアリアンス(フロロ・カーボン)の組み合わせで人気のCREATIONが最も高価で、ニュークリスタルだけのセットやアリアンスだけのセットよりも高価になっていました。

そこで考えたのですが、最安値のニュークリスタルのセットを10組(じゃなくてもいいけど、ペイするのは6組以上くらいかな)と、シーガーを買うというアイデアはどうでしょう。

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posted by あ次郎 at 20:26| Comment(0) | 音楽・ギター

2018年07月12日

ポスター

黄瀬川ギターコンサートのポスターとチラシができました。

掲示や配布にご協力いただける方がいらっしゃいましたら、14日午後に長泉町南部地区センター(つまり、黄瀬川ギターサロンの場)にご足労いただければ幸いです。
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posted by あ次郎 at 21:09| Comment(4) | 音楽・ギター

2018年07月08日

神奈川ギター協会会員によるサマーフェスティバル

本来ならばお手伝いをしなければならなかったところですが、しゃあしゃあと聴衆に収まってきました。

すごく面白かったです。

編成はソロ、2重奏、3重奏、4重奏、フルート+ギター、声楽+ギター、ギター合奏と多様。曲もソル、タレガ、バリオスなどのギターオリジナルやクラシックの編曲ものからポピュラーまで多彩。

そして出演者はほぼ全員が神奈川ギター協会の会員の先生方ですから、当然ながらアマチュア中心のイベントとはレベルが違います。

そんな中で個人的に特に感動した演奏をひとつだけ挙げさせていただくと、新井三夫先生の弾かれたバッハの1006aのプレリュードが、速さでも技巧でもなく、端正でとても美しく感じられました。

考えてみればなんとも贅沢なコンサートでした。ほぼ満席の聴衆に見知った顔はほとんどなくて、先生方の生徒さんが多いのかなあと思いましたが、それだけにとどまるのはもったいない。今回お出でにならなかった皆さんも、次回は是非お越し下さい。

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posted by あ次郎 at 20:10| Comment(0) | 音楽・ギター

2018年06月24日

飛び道具

小型ドローンを路線バスにぶつけて逃げたやつがいたそうで、そんなことされると真面目に遊んでいる人まで怪しい目で見られちゃいますよね。

・・・というわけで、私もドローンを飛ばしてみました。

もちろん航空法とかの規制対象ではない超小型のおもちゃドローンです。それでも自分なりのルールとマナーを決めて、誰もいない公園で、なおかつ、怪しい人と思われないようにカミさんにも付き合ってもらって、おそるおそる飛ばした次第です。

で、これが面白い!

動画、貼れるかなあ。

初心者向けの簡単モード(コントローラから手を離せばその場でホバリングしてくれる)で操縦していますが、それでも下手くそ。でも十分に楽しめます。いずれはスターウォーズのエアバイクのシーンのように、木々の間を縫うように飛ばしたいと密かに目論んでいますが、そうなる前に木に衝突させてしまうかも。

なお、我が家の近くにバスは走っていません。不採算で路線が廃止されちゃいましたから。
posted by あ次郎 at 22:01| Comment(0) | モノ

2018年06月16日

プラテーロとわたしと私

この2年間にカステルヌオーヴォ=テデスコの傑作「プラテーロとわたし」の演奏と朗読の公演を何度か聴いています。

最初に聴いたのが2016年5月に大萩康司さんのギターと波多野睦美さん(メゾソプラノ)の朗読による全曲演奏でした。次はその年の秋だったか(と思って調べたらすぐ翌月でした^^;;;)、銀座のヤマハホールで宮下祥子さんのギターと駒ヶ嶺ゆかりさん(メゾソプラノ)の朗読でした。そして先日(2018年6月14日)、益田正洋さんのギターと斉藤とも子さん(女優)の朗読を聴いてきました。

それぞれに特徴があって面白かったので、まとめた感想を書こうと思います。まずそれぞれの概要。

大萩/波多野:ハクジュホール。4巻28曲(全曲)。朗読は日本語(翻訳:濱田吾愛)
宮下/駒ヶ嶺:ヤマハホール。第2巻7曲。朗読は原語
益田/斎藤:すみだトリフォニー。10曲(4巻から抜粋)。朗読は日本語(翻訳:濱田滋郎)

大萩さんの時のことは当時ブログに書いておいたので、まず宮下さん/駒ヶ嶺さんの時のこと。この時の演奏は、朗読とギター演奏が互いにピタリと寄り添っているという印象でした。もちろん詩の意味はわからないのですが、朗読がいつ歌に変わってもおかしくないというくらいの密着ぶりだと感じながら聴いていました。朗読が翻訳でなく原語だったので、作曲者の意図したのはこうであったのか、と強く思ったことを今でもよく覚えています。

もっともその後、山下和仁/テレサ・ベルガンサの録音を聴く機会があったのですが、演奏と録音にそれほど密接な関係を感じなかったので、やはりあれは宮下/駒ヶ嶺の狙いだったのかもしれません。

で、益田先生と斉藤とも子さんの公演。
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過去2回の朗読の波多野さんと駒ヶ嶺さんがともに歌手であるのに対してこちらは女優さん。さすがに声に込められた感情や表情が豊かです。音楽と朗読の密接度という観点からは不即不離の関係というのが適切かと思いますが、特筆すべきは音楽と朗読の両方を同時に深いレベルで聴くことができたということ。気持ち的にはややギター寄りの聴き方をしていたと思うのですが、朗読に力があるせいか、詩も自然に頭に入ってきました。このあたり、福田進一/江守徹による名盤に通じますね。そういえば、これも訳詩は濱田滋郎先生。
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こう概観してみると、波多野睦美、駒ヶ嶺ゆかり、テレサ・ベルガンサといった歌手による朗読と、斉藤とも子、江守徹といった俳優による朗読とで、また原語か訳詩か(それもどんな訳か)で、それぞれに違った味わい方ができるということですね。

さてもうひとつ、実は私は2017年にもこの曲の演奏を聴いています。黄瀬川ギターコンサートで「白い蝶」と「夕暮れの遊び」を演奏してくれたのは浜松の名手E氏。残念ながら朗読がなかったのですが、それでも魅力的な曲だということを名演奏で示してくれました。いつか、適切な朗読者をつけた公演もぜひお願いしたいところです。

posted by あ次郎 at 11:17| Comment(0) | 音楽・ギター

2018年04月21日

電車で席を譲られたの巻

いつかそんな日が来るだろうと漠然と思ってはいましたが、それが思わぬ形で現れました。

東神奈川駅で横浜線から京浜東北線に乗り換え、さほど混んでいない車内でつり革につかまったところで、目の前の人が席を立ち、私に座るよう促してきました。席を譲ってくれようとしたのは、明らかにアジア系ではない外国人の、10代後半と思われる女の子でした。

ひと駅区間だけ乗車の私は、「すぐに降りるのでご心配をいただくには及ばない」旨を伝える意図で、"Never mind. I'll get off soon. Thank you." と言ったのですが、通じたかどうか。ともあれ彼女は再び腰を下ろしました。

#そもそも、この言い回しで問題ないでしょうか? >> 英語が得意な方

とうとうこんな日が来たかと感慨にふけながら、いや、しかし、『日本人は礼儀正しいので年長の者には席を譲るのだ、と教わってきたのかもしれない』とか『花粉対策のマスクをしていたので、病人と思われたのかもしれない』などと、高齢者に見えたせいではないという理由をなんとか探そうとしている自分に苦笑するのでした。

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写真は本文と関係ありません。
posted by あ次郎 at 00:47| Comment(0) | 日記

2018年04月01日

フォーカル・ジストニア事情(その5)

久しぶりにフォーカル・ジストニアについて。
・・・というか、関連があるかどうか、本当のところは分かっていないのですが。

■脱力できない
ギター演奏に際して脱力が大事だとはよく言われることですが、全く力を入れないでは弾弦もできないわけで、脱力の意味するところは「必要最小限の力を使い、無駄な力は入れないこと」なのだろうと思います。

私は確かに無駄な力をいっぱい使ってきているようです。レッスンでは先生に何度も注意されました。ギターを弾く時だけでなく、歯医者さんから指摘されたこともあります。「歯の表面が全体に磨り減っている。歯磨きの時に目一杯の力を込めていないか」って。

ですが、ギター演奏や歯磨きなどの作業を全く行わない時の、完全に脱力した状態がどういうものかについてもよく分からなくなっています。

例えば風呂の湯船につかりながら腕の力を抜いたら、腕は浮くでしょうか、それとも沈むでしょうか。力を入れたという意識がなくても、浮かそうと思えば浮くし、沈めようと思えば沈んでいくようなのですが。

その部分(例えば腕)の状態を意識するだけで力が入るような気もしますし、特に意識しなくても、気がつくと力が入っていたということもあります。

思うに「脱力」という言葉にとらわれすぎてはいませんかねえ >> ワタシ。最初に書いたように、必要な部分に必要なだけの力を入れるということを意識して訓練をするのがいいのかな、なんて考えたりしています。

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写真は本文と関係ありません。
近所で見つけたもので、シダやゼンマイの仲間と思われます。
(どこにピントが合っているんだか >_<)
posted by あ次郎 at 00:06| Comment(2) | フォーカル・ジストニア事情

2018年03月18日

4月以降も大学生

無事に「西洋音楽史」2単位をゲットしたことに気をよくして、4月以降も放送大学の学生を続けることにしました。

今度履修を目指すのは、「著作権法」と「『方丈記』と『徒然草』」です。

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「著作権法」は何が許されて何が違法かという実用的な知識もさることながら、そもそも著作権の存在意義みたいなものを知りたいと思っています。

『徒然草』は大学の受験勉強以来です。難しすぎる『源氏物語』は入試には出ないだろう、出るのは『ナントカ鏡』か『徒然草』のあたりだろうとテキトーな予想をしていました。だけど結局『ナントカ鏡』もほとんど勉強せず、読んで楽しい『徒然草』だけをやった記憶があります。

『方丈記』は、冒頭の、世の無常を川面に浮かぶ泡にたとえた部分しか知りません。たしかこんなでしたよね・・・

 川のよどみに小便すれば
 泡が消えたり浮かんだり

・・・って、それは『放尿記』。チャンチャン。

まあこの程度ですが、なんとか大学生を続けてやろうという魂胆です。
posted by あ次郎 at 22:11| Comment(0) | 雑/全般